解説 （医薬品成分：エファビレンツ）
『エファビレンツ』は、エイズ（HIV）薬 に用いられる医薬品成分です。
作用 （医薬品成分：エファビレンツ）
ヒト免疫不全ウイルスの増殖に必要な逆転写酵素の作用を阻害する効果があるため、HIVの治療薬として用いられます。しかし、HIVは薬剤に対して耐性を生じやすいので、必ずほかの抗HIV薬との併用で用いられます。
使用上の注意 （医薬品成分：エファビレンツ）
［使用してはいけない場合］
エファビレンツ過敏症、シサプリド使用者、トリアゾラム使用者、ミダゾラム使用者、エルゴタミン製剤使用者、無水カフェイン使用者、エルゴメトリン製剤使用者、ボリコナゾール使用者
［慎重に使用すべき場合］
肝機能障害、妊婦
副作用 （医薬品成分：エファビレンツ）
貧血、斑状丘疹性皮疹、紅斑、集中力障害、頭痛、発熱、吐き気、下痢、食欲不振、腹痛、疲労感、めまい、睡眠障害、せき、関節痛、うつ状態
重大な副作用 （医薬品成分：エファビレンツ）
多形紅斑、過敏症状(発疹、かゆみなど)、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)
製薬会社
MSD