解説 （医薬品成分：硫酸カナマイシン）
『硫酸カナマイシン』は、感染症などの薬、抗生物質 に用いられる医薬品成分です。
作用 （医薬品成分：硫酸カナマイシン）
細菌の成育に必要なタンパク質合成を阻害するため、細菌の増殖を抑える効果を示します。主にブドウ球菌・緑膿菌・大腸菌・赤痢菌などに効果があるため、細菌性赤痢・腸炎・皮膚炎などに用いられています。
使用上の注意 （医薬品成分：硫酸カナマイシン）
［使用してはいけない場合］
硫酸カナマイシン過敏症、アミノグリコシド系抗生物質過敏症、バシトラシン過敏症
［慎重に使用すべき場合］
腎機能障害、難聴、腸管潰瘍
副作用 （医薬品成分：硫酸カナマイシン）
腎障害、ビタミンB欠乏症、ビタミンK欠乏症、食欲不振、吐き気、下痢、難聴
重大な副作用 （医薬品成分：硫酸カナマイシン）
過敏症状(発疹、かゆみなど)
製薬会社
Meiji Seika ファルマ