解説 （医薬品成分：ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド）
『ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド』は、血圧の薬、利尿剤 に用いられる医薬品成分です。
作用 （医薬品成分：ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド）
強い血圧上昇因子であるアンジオテンシンⅡの働きを阻害するロサルタンカリウムと、遠位尿細管に作用してナトリウムイオンや塩素イオンなどの再吸収を阻害することによって水分の再吸収を抑制するヒドロクロロチアジドを配合した成分で、これら２つの異なる作用により血圧を下げる効果を示します。
使用上の注意 （医薬品成分：ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド）
［使用してはいけない場合］
ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド過敏症、ロサルタンカリウム過敏症、ヒドロクロロチアジド過敏症、妊婦、重度肝機能障害、無尿、血液透析、急性腎不全
［慎重に使用すべき場合］
腎動脈狭窄、肝機能障害、腎機能障害、脳血管障害、血清カリウム値異常、体液量減少、減塩療法中、痛風、糖尿病、高尿酸血症、高齢者
副作用 （医薬品成分：ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド）
めまい、頻尿、頭痛、尿酸増加、アナフィラキシー様症状、血管浮腫、急性肝炎、劇症肝炎、腎不全、ショック、失神、横紋筋融解症、高カリウム血症、不整脈、血液障害、壊死性血管炎、間質性肺炎、肺水腫、全身性エリテマトーデスの悪化、低血圧、肝機能障害、腎機能障害、低ナトリウム血症
重大な副作用 （医薬品成分：ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド）
低カリウム血症
製薬会社
MSD