知っておきたい 『病院の薬』

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医療用医薬品成分

パロチン

解説

『パロチン』は、ホルモン剤 に用いられる医薬品成分です。

作用

哺乳動物の耳下腺から抽出した唾液腺ホルモン成分で、水晶体嚢の機能や水晶体のカルシウムイオンを減少させる作用があるため、初期老人性白内障の進行を抑制する効果を示します。また、唾液腺ホルモンは結合組織・脂肪組織・細網内皮・造血組織・筋組織・軟骨・骨組織などの発育に重要な役割があると考えられており、これらの組織を正常にする効果もあります。

副作用

熱感、耳下腺周囲の腫れや軽い痛み、胃部の不快感、嘔吐、下痢、発汗

重大な副作用

過敏症状(発疹・発熱・かゆみなどのアレルギー症状)

本成分を用いた医薬品

[先発品]

パロチン