知っておきたい 『病院の薬』

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医療用医薬品成分

グリチルレチン酸

解説

『グリチルレチン酸』は、鎮痛剤、皮膚の薬、抗炎症剤 に用いられる医薬品成分です。

作用

甘草から得られるグリチルリチン酸を加水分解したもので、穏やかな抗炎症作用があるため、湿疹・皮膚のかゆみ・神経皮膚炎などの炎症を抑える効果を示します。この成分は非ステロイドであるためステロイド剤ほどの効力や速効性はありませんが、長期間使用しても副作用が出にくいと言われています。

副作用

接触皮膚炎、光線過敏症、胃不快感、上腹部痛、下痢、肝機能障害、アナフィラキシー様症状、発疹、過敏症状(発赤、かゆみ、熱感、腫れ、ひりひり感などの症状)

本成分を用いた医薬品