一般用医薬品
プラタギン
- リスク区分
- 第二類医薬品
製品の特徴
かゆみや炎症の原因となるヒスタミンによるアレルギー性の諸症状にすばやい、確かな効果が期待できる抗アレルギー剤です。抗ヒスタミン剤マレイン酸クロルフェニラミンを主剤とし、甘草(カンゾウ)の抽出成分で抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウム、カルシウム補給剤グルコン酸カルシウムを含み、アレルギーによる諸症状を改善します。45錠入。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください。
他のアレルギー用薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(かぜ薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬、乗物酔い薬) - 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。(眠気があらわれることがあります)
- 長期間連用しないでください。
相談すること
- 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 高齢者。
- 本人又は家族がアレルギー体質の人。
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
むくみ、排尿困難 - 次の診断を受けた人。
心臓病、高血圧、腎臓病、緑内障
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師又は薬剤師に相談してください
- 服用後、次の症状があらわれた場合。
関係部位 症 状 皮ふ 発疹・発赤、かゆみ 消化器 悪心、嘔吐、食欲不振 その他 排尿困難
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。症状の名称 症状 偽アルドステロン症 尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等があらわれる。 - 5-6日間服用しても症状の改善がみられない場合。
- 服用後、次の症状があらわれた場合。
- 次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強がみられた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください
口のかわき
効能・効果
じんましん、湿疹、かぶれ、かゆみ、鼻炎
成分・分量
3錠中に次の成分を含んでいます。
添加物として、乳糖、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、セルロースを含んでいます。
成分 | 含量 | 働き |
マレイン酸クロルフェニラミン | 3.9mg | アレルギー性の皮ふ病のかゆみや鼻炎に効果があります。 |
グリチルリチン酸ジカリウム | 39mg | 炎症を抑える作用があるため、鼻炎に伴う症状に効果があります。 |
グルコン酸カルシウム | 360mg | アレルギーによって起こる症状を緩和する働きがあり、カルシウムの補給にもなります。 |
添加物として、乳糖、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、セルロースを含んでいます。
保管及び取扱い上の注意
- 小児の手のとどかない所に保管してください。
- 直射日光の当たらない、湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
- 誤用をさけ、品質を保持するために、他の容器に入れかえないでください。
- 使用期限をすぎた製品は服用しないでください。
用法・用量
年齢 | 1回量 |
15才以上 | 3錠 |
11才-15才未満 | 2錠 |
8才-11才未満 | 1と1/2錠 |
5才-8才未満 | 1錠 |
用法・用量に関連する注意
- 用法・用量を必ず守ってください。
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
- のどにつかえるといけませんから、本剤は5才未満の乳幼児には服用させないでください。
●服用時のアドバイス
・いつ服用されても結構ですが、一般的には食後に服用してください。
・誤って、以前にかぶれた経験がある物に触れてしまった時や、じんましんを起こした経験がある食物を食べてしまった時は、直ちに服用してください。
・痒みが強い時は、夜中にかきむしってしまう事が多く、かきこわしを起こしやすいので、就寝前に服用してください。
製薬会社
三宝製薬