知っておきたい 『市販の薬』

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一般用医薬品

プレコール 持続性鼻炎 カプセル LX 朝・夕 1日2回服用

リスク区分
指定第二類医薬品

製品の特徴

朝・夜2回だけの服用で優れた効果を発揮する持続性カプセル剤です。鼻粘膜の充血や腫れをおさえる2つの血管収縮剤、プソイドエフェドリン塩酸塩とフェニレフリン塩酸塩を同時配合。鼻づまりのつらい症状を改善します。6つの成分がつらい急性鼻炎やアレルギー性鼻炎等の諸症状に効果を発揮します。

使用上の注意

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談して下さい
    1. 医師の治療を受けている人
    2. 妊婦又は妊娠していると思われる人
    3. 高齢者
    4. 本人又は家族がアレルギー体質の人
    5. 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人
    6. 次の症状のある人:高熱、排尿困難、むくみ
    7. 次の診断を受けた人:緑内障、腎臓病
    8. モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩等)で治療を受けている人
  2. 次の場合は、直ちに服用を中止し、添付文書を持って医師又は薬剤師に相談して下さい
    1. 服用後、次の症状があらわれた場合
      関係部位症状
      皮ふ発疹・発赤、かゆみ
      消化器悪心・嘔吐、食欲不振
      精神神経系めまい、不眠、神経過敏、頭痛
      その他排尿困難、顔のほてり、異常なまぶしさ
      まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けて下さい。
      症状の名称症状
      ショック(アナフィラキシー)服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。
      偽アルドステロン症尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛などがあらわれる。
    2. 5-6日間服用しても症状がよくならない場合
  3. 次の症状があらわれることがありますので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談して下さい
    口のかわき、便秘

効能・効果

急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸症状の緩和:鼻づまり、鼻水、くしゃみ、なみだ目、のどの痛み、頭が重い

成分・分量

本剤は、淡緑色と白色のカプセルで、4カプセル中に次の成分を含有します。
成分
分量
はたらき
プソイドエフェドリン塩酸塩
120mg
鼻粘膜の充血やはれをおさえて鼻づまりを改善します
フェニレフリン塩酸塩
10mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩
8mg
アレルギー症状(鼻づまり、鼻水、くしゃみ、なみだ目)をおさえます
ベラドンナ総アルカロイド
0.4mg
分泌抑制作用により鼻水やなみだ目をおさえます
グリチルリチン酸
45mg
炎症をおさえ、鼻炎の症状を緩和します
無水カフェイン
100mg
鼻炎に伴う頭重をやわらげます

添加物:トウモロコシデンプン、乳糖、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースカルシウム(CMC-Ca)、エチルセルロース、グリセリン脂肪酸エステル、タルク、青色1号、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管して下さい
  2. 小児の手の届かない所に保管して下さい
  3. 他の容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり、品質が変わります)
  4. 外箱に表示の使用期限を過ぎた製品は使用しないで下さい

用法・用量

次の量を、水又はお湯で服用して下さい
年齢
1回量
1日服用回数
成人(15歳以上)
2カプセル
2回
(朝・夕)
7歳以上15歳未満
1カプセル
7歳未満
服用しないでください

用法・用量に関連する注意
  1. 用法・用量を厳守して下さい
  2. 7歳以上の小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させて下さい
  3. カプセルの取り出し方
    カプセルの入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して、裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用して下さい。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります)

製薬会社

第一三共ヘルスケア