知っておきたい 『市販の薬』

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一般用医薬品

アイデアル 浣腸 10

リスク区分
第二類医薬品

製品の特徴

便秘に効果のある浣腸薬です。

使用上の注意

してはいけないこと

連用しないでください。(常用すると、効果が減弱し(いわゆる「なれ」が生じ)薬剤にたよりがちになる。)

相談すること

  1. 次の人は、使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
    1. 医師の治療を受けている人
    2. 1才未満の乳児
    3. 妊婦又は妊娠していると思われる人
    4. はげし腹痛、吐き気・嘔吐、痔出血のある人
    5. 高齢者
    6. 心臓病の診断を受けた人
  2. 2-3回使用しても排便がない場合、使用を中止し、この外箱を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

その他の注意

立ちくらみ、肛門部の熱感、不快感があらわれることがあります。

効能・効果

便秘

成分・分量

日局グリセリン・・・50%
添加物として塩化ベンザルコニウムを含有

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない涼しい所に保管してください。
  2. 小児の手の届かない所に保管してください。
  3. 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質がかわる。)

用法・用量

1才以上6才未満は一回1個(10g)、1才未満の乳児は容器の中ほどを2本の指で軽く当たるまで押し、一回1個の約半量(約5g)を直腸内に注入します。それで効果のみられない場合は、さらに同量をもう一度注入してください。なお、使用残液は廃棄してください。

用法関連注意

  1. 用法・用量を厳守してください。
  2. 本剤使用後は、便意が強まるまでがまんしてください。(使用後、すぐに排便を試みると、薬剤のみが排出され、効果がみられないことがあります。)
  3. 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。特に乳幼児の場合には、安易な使用をさけ、浣腸にたより過ぎないよう注意してください。
  4. 浣腸にのみ使用してください。(内服しないでください。)

使用方法

  1. 容器先端のキャップを取りはずし、肛門部へなるべく深く挿入します。(滑らかに挿入できない場合は、薬液を少し出し、先端周囲をぬらすと挿入しやすくなります。)
  2. 容器を押しつぶしながらゆっくりと薬液を注入します。
  3. 薬液注入後、充分便意が強まってから排便してください。
    • 無理に挿入すると、直腸粘膜を傷つけるおそれがあるので注意してください。
    • 冬季は容器を温湯(40度位)に入れ、体温近くまで温めると快適に使用できます。

製薬会社

報国製薬