プリザ漢方内服薬

一般用医薬品

リスク区分: 第二類医薬品

製品の特徴

痔の症状を悪化させる原因のひとつである便秘を改善しながら、痔を治療する内服タイプの痔の薬です。漢方処方乙字湯が穏やかな排便作用により便通を良くしながら、患部の血行を促進して痔の症状を改善します。服用しやすいスティック包装で、携帯にも便利です。

使用上の注意

してはいけないこと

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故がおこりやすくなります)

次の人は服用しないこと。
生後3ヵ月未満の乳児。
本剤を服用している間は次の医薬品を服用しないこと。
瀉下薬(下剤)
授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤服用する場合は授乳をさけること。

相談すること

次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください。
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 体の虚弱な人（体力が衰えている人、身体の弱い人）。
- 胃腸が弱く下痢しやすい人。
- 高齢者
- 今まで薬により発疹・発赤、かゆみを起こしたことがある人。
- 次の症状のある人：むくみ。
- 次の診断を受けた人：心臓病、高血圧、腎臓病

次の場合は、直ちに服用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。

服用後、次の症状があわられた場合。

関係部位	症状
消化器	悪心･嘔吐、食欲不振、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
皮ふ	発疹・発赤、かゆみ、はれ

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。

症状の名称	症状
肝機能障害	全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。
間質性肺炎	せきを伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。
偽アルドステロン症	尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛などがあらわれる。

1ヶ月位(きれ痔、便秘に服用する場合には5-6日間)服用しても症状がよくならない場合。

長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談すること。
次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強がみられた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。：下痢

効能・効果

大便がかたくて便秘傾向のあるものの次の諸症：痔核(いぼ痔)、きれ痔、便秘

成分・分量

1日量(2.0g*3包)中
乙字湯水製エキス 3.4g
(ダイオウ 0.5g、サイコ 2.5g、ショウマ 0.75g、カンゾウ 1.0g、オウゴン 1.5g、トウキ 3.0g)より製した軟エキス

添加物(メタケイ酸アルミン酸Mg、ヒドロキシプロピル、メチルセルロース、乳糖、トウモロコシデンプン、香料)

保管及び取扱い上の注意

直射日光の当たらない涼しい所に保管してください。
小児の手のとどかない所に保管してください。
他の容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります)
本剤は天然物を成分としていますので、製品により若干色調が異なることがありますが、効果には変わりありません。
1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。
使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に服用してください。(食間の服用は、食事の後2-3時間を目安にします)。

年令	1回量	服用回数
15才以上	1包	1日3回
7-14才	2/3包
4-6才	1/2包
2-3才	1/3包
2才未満	1/4包

注意

定められた用法・用量を厳守して下さい。
小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させて下さい。
1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させて下さい。

製薬会社

大正製薬

プリザ 漢方内服薬