知っておきたい 『市販の薬』

イアトリズム総合案内
一般用医薬品

ハリックス 55ID 温感 H

リスク区分
第二類医薬品

製品の特徴

肩や腰、関節の痛みをやわらげ、心地よい温熱感を持続させる鎮痛消炎パップ剤です。浸透力の高いインドメタシンが痛みのもとを直接的に鎮め、トウガラシエキスが患部の血流をよくして、痛みやコリをやわらげます。お肌にやさしくかぶれない、弱酸性・高含水性基剤(PAC-55)、身体の動きにピタリと密着してはがれにくい、高伸縮性ニット支持体を採用。においが気にならない微香性です。

使用上の注意

してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
  1. 次の人は使用しないでください
    1. 本剤によるアレルギー症状(例えば、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人。(以前お薬を使用してアレルギー症状を起こしたことがある人は、再び同じお薬を使用するとさらに強い症状を起こす可能性があります。)
    2. ぜんそくを起こしたことがある人。(ぜんそくのある人がインドメタシン等の抗炎症剤を使用するとぜんそく発作を誘発することがあります。)
    3. 11歳未満の小児。
  2. 次の部位には使用しないでください。
    1. 目の周囲、粘膜等。
    2. 湿疹、かぶれ、傷口。
    3. みずむし・たむし等又は化膿している患部。
  3. 連続して2週間以上使用しないでください。
相談すること
  1. 次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談してください。
    1. 医師の治療を受けている人。
    2. 妊婦又は妊娠していると思われる人。
    3. 本人又は家族がアレルギー体質の人。
    4. 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
  2. 次の場合は、直ちに使用を中止し、外箱を持って医師又は薬剤師に相談してください。
    1. 使用後、次の症状があらわれた場合
      関係部位
      症状
      皮膚
      発疹・発赤、はれ、かゆみ、かぶれ、痛み、ヒリヒリ感、熱感、乾燥感
    2. 5-6日間使用しても症状がよくならない場合

効能・効果

腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、筋肉痛、打撲、捻挫(ねんざ)、肘の痛み(テニス肘など)

成分・分量

膏体100g(1000平方センチメートル)中
有効成分
含量
はたらき
インドメタシン
0.375g
炎症、痛みをおさえます。
トウガラシエキス※
0.02g(原生薬換算量1.0g)
血流を改善します。
*トウガラシを精製し、50倍に濃縮したものです
添加物として、プロピレングリコール、マクロゴール、CMC-Na、グリセリン、ポリアクリル酸Na、ポリアクリル酸、ヒマシ油、ラウロマクロゴール、エデト酸Na、ヒドロタルサイト、パラベン、ベントナイト、酸化チタン、香料を含む。

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
  2. 小児の手の届かない所に保管してください。
  3. 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
  4. 品質保持のため、未使用分は袋に入れ、開封口をきちんと二重に折りまげて外気にふれないようにしてください。
  5. 使用期限(箱、袋に記載)を過ぎた製品は使用しないでください。

用法・用量

プラスチックフィルムをはがし、1日2回を限度として患部に貼付してください。
用法・用量に関連する注意
  1. 用法及び用量を厳守してください。
  2. 11歳以上の小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
  3. 痛みやはれ等の症状がある場合だけ使用してください。(本剤は痛みやはれ等の症状のみを治療する薬剤であり、原因となっている病気を治療するものではありません)
  4. 汗をかいたり、患部がぬれているときはよく拭きとってからお貼りください。
  5. 皮膚の弱い人は、使用前に腕の内側の皮膚の弱い箇所に、1-2cm角の小片を目安として半日以上貼り、発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等の症状が起きないことを確かめてから使用してください。
  6. 打撲、ねんざには、はれがひいてから使用してください。
  7. 本剤を使用してから汗をかくと刺激を感じることがあります。
  8. 本剤に触れた手で、目の周囲、口唇、鼻孔、その他の粘膜にさわらないでください。
  9. 貼った患部をコタツや電気毛布等で温めないでください。
  10. 貼ったまま、あるいははがした直後に入浴すると刺激を感じることがあります。少なくとも入浴の1時間前にははがし、入浴後は30分位してからお貼りください。
  11. 長期連用しないでください。

製薬会社

ライオン