知っておきたい 『市販の薬』

イアトリズム総合案内
一般用医薬品

ノイ・ホスロール

リスク区分
第二類医薬品

製品の特徴

精神不安や動悸を改善する生薬です。 心身共にストレスを受ける機会が多く、神経がたかぶってイライラしたり、動悸を感じたりすることが少なくありません。ストレスがたまってくると、このような症状ばかりでなく、自律神経の働きやホルモンのバランスが乱れ、精神的にも肉体的にもさまざまな支障をきたすようになります。 また、試験や会議の前に、あるいは人前で話をするときなどに、不安で落ち着かなかったり、心配でドキドキすることもよくあることです。 ノイ・ホスロールは、ブクリョウ(茯苓)、ケイヒ(桂皮)、タイソウ(大棗)、カンゾウ(甘草)の4種の生薬からつくられた製剤で、このようなストレスなどによって神経がたかぶりやすい方の精神不安や動悸などにすぐれた効きめをあらわします。 ノイ・ホスロールは、植物生薬の抽出エキスを成分とした服用しやすい顆粒剤で、分包剤ですので携帯にも便利です。

使用上の注意

してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなる)

次の人は服用しないこと
生後3ヵ月未満の乳児


相談すること
  1. 次の人は服用前に医師または薬剤師に相談すること
    1. 医師の治療を受けている人
    2. 妊婦または妊娠していると思われる人
    3. 高齢者
    4. 今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
    5. 次の症状のある人
      むくみ
    6. 次の診断を受けた人
      高血圧、心臓病、腎臓病
  2. 次の場合は、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師または薬剤師に相談すること
    1. 服用後、次の症状があらわれた場合
      関係部位 : 症 状
      皮 ふ : 発疹・発赤、かゆみ
      まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること
      症状の名称 : 症 状
      偽アルドステロン症 : 尿量が減少する、顔や手足がむくむ、 まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等があらわれる。
    2. 1週間位服用しても症状がよくならない場合
  3. 長期連用する場合には、医師または薬剤師に相談すること

効能・効果

体力中等度以下で、のぼせや動悸があり神経がたかぶるものの次の諸症:動悸、精神不安

成分・分量

ノイ・ホスロールは、淡黄かっ色の顆粒で、3包(1包2g)中、下記植物生薬の抽出乾燥エキス2100mgを含有します。
ブクリョウ・・・6.0g、ケイヒ・・・・4.0g
タイソウ・・・・4.0g、カンゾウ・・・2.0g

添加物として乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルスターチを含有します。

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること
  2. 小児の手の届かない所に保管すること
  3. 他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる。)
  4. 1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用すること
  5. 使用期限を過ぎた製品は服用しないこと

用法・用量

食前または食間に水またはお湯で服用すること。
年 齢 : 1回量 : 服用回数
大人(15才以上) : 1包 : 1日3回
7-14才 : 2/3包 : 1日3回
4-6才 : 1/2包 : 1日3回
2-3才 : 1/3包 : 1日3回
2才未満 : 1/4包 : 1日3回

食間とは・・・食後2-3時間を指します。
  1. 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること
  2. 1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させること

製薬会社

救心製薬