知っておきたい 『東洋医学用語』

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少陽三焦経 (しょうようさんしょうけい)

少陽三焦経(手の少陽三焦経)は正経のうちの一つ。手の薬指末端より起こり、手背より前腕背側の中央を上って、上腕後側を上行し、肩井穴を経て、鎖骨上窩に入り、心包をまとい、横隔膜を下って三焦に帰属する。別枝は膻中穴より鎖骨上窩に側頸部を上行して耳の後ろに達し、ひとつは耳の上を通り、内眼角に終わる。もうひとつは耳の後ろより耳中に入り、耳前に出て外眼角に終わる。 少陽三焦経は23穴の経穴を含み、関衝穴に始まり、糸竹空穴に終わる。