知っておきたい 『病気と症状』

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注意欠陥・多動性障害(ADHD)は7歳くらいまでに認められる 「不注意」「多動性」「衝動性」などを徴候とする発達および行動 の障害で、女子に比べ男子が非常に多く、大人になってもそのまま 障害を持ち越してしまう人が20~25%いるとされています。 症状は、注意力散漫で物をよく紛失したり忘れたりすることが多く 手や足をそわそわと動かし落ち着きがないとともに、感情が先行し がちなため衝動的な行動をとってしまうことなどが特徴です。 また原因としては、親のしつけや本人の努力不足などではなく、脳 の障害による影響とされてはいるものの、各専門家の間では未だに 医学的な見解に違いがあるのが実情です。

『注意欠陥・多動性障害(ADHD)』

代表的な『症状』
集中力がない・注意力がない・落ち着きがない・常に身体のどこかを動かしている・じっとしていることが苦手・整理整頓ができない・自分勝手 など
発症する『原因』
原因は明らかでない
行われる『検査』
DSM‐5診断・ICD-10診断 など
行われる『治療』
薬物療法・心理療法・ワーキングメモリトレーニング・行動療法 など