イアトリズム基礎講座

イアトリズム総合案内

精神の三層構造と心的機能3

自我を監視し、その欲動に対し検閲的な態度をとる心的機能が 存在するのです。 「超自我」は、スーパーエゴとも呼ばれ、俗にいう良心や道徳心に 当たるもので4~5才くらいに自我から分化発達してきます。 親のしつけや教師による教育的指導、また友人や社会の中における 人間関係により徐々に自身の内面に形成されるものが超自我であり それがあるからこそ、社会は互いがあまり傷つけ合うことなく人間 同士良い関係を築いていくことが出来ているのです。 しかし、一見すると良いことばかりに思える超自我と自我・イドの 関係ですが、あまりにも超自我が強過ぎると自身の持つ欲求は