イアトリズム基礎講座

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小さな『宇宙』の物語4

上司と部下のような主従関係が存在するのです。 また「腑」は、各々が独自の働きをもって消化・吸収・排泄などの 作用を一連のものとして行なうのに対し「臓」は、それぞれ固有の 機能を持ちながらも単独で機能することはあまりなく、基本的には 定まった複数の協調する2臓の組み合わせにより様々な生理活動を 行なっているのです。 ではまず、部下である「腑」の働きから見てまいりましょう。 《腑のおこなう一連の働き》 口から摂取された水穀(食品)は、最初に胃へと運ばれます(受納)。 そして胃では水穀の消化(腐熟)がおこなわれ小腸へと消化物が