知っておきたい 『東洋医学用語』

イアトリズム総合案内

腹哀 (ふくあい)

腹哀は足の太陰脾経に含まれる経穴の一つ。大横穴の上3寸、建里穴の外3寸5分に取る。筋肉は外腹斜筋、内腹斜筋があり、神経は肋間神経、腸骨下腹神経、腸骨鼡径神経(運動神経)、肋間神経外側皮枝(知覚神経)が分布し、血管は肋間動脈、上腹壁動脈、下腹壁動脈がめぐる。食欲不振、腹痛、腹鳴の治療に効果がある。