知っておきたい 『医学の雑学』

イアトリズム総合案内
「腎臓」って、どんな構造をしているの?
腎臓は第12胸椎~第3腰椎にあるソラ豆型の左右対になった臓器で 暗赤色に見える表層の「皮質」蒼白に見える深部の「髄質」そして 生成された尿の流れ込む「腎洞」から成り、その入り口である「腎 門」には、膀胱へと繋がる尿管や血管が出入りしています。 片方の腎臓は「腎小体」と「尿細管」からなる腎臓の最小単位であ る「ネフロン」と「集合管」により構成され、腎小体は濾過器その ものである毛細血管の塊「糸球体」とそれを包む袋である「ボウマ ン嚢」から出来ています。 また、尿細管は「近位尿細管」「ヘンレループ」「遠位尿細管」の 3部に分けられ、作られた尿は集合管へと集められるのです。