知っておきたい 『医学の雑学』

筋肉の組織は「筋線維」と呼ばれる細く長い形の細胞が集まったも ので、その細胞の中には更に細い「筋原線維」が詰まっています。 筋原線維は「アクチン」と「ミオシン」という更に細いフィラメン トと呼ばれる線維が互いに向き合うような構造をしており、それが 筋肉の収縮を可能にしているのです。 また筋肉は筋原線維に横紋が見られるかどうかにより「横紋筋」と 「平滑筋」に区別され、横紋筋は更に心臓の「心筋」と関節を動か す「骨格筋」に分けられるのですす。 そして平滑筋は、消化管や膀胱など、管状・袋状の内臓壁を形成す るため「内臓筋」とも呼ばれています。