知っておきたい 『病院の検査』

イアトリズム総合案内

乳汁中CEA

がん胎児性抗原
doctor iat
検体
乳汁

腫瘍マーカー「CEA」の乳汁中の値を調べる腫瘍のスクリーニング検査。
CEA(乳汁中)は、胎児期に産生される胎児性タンパクで、臓器特異性が高く主に「乳がん」などの診断指標となる。

基準値

200ng/mL 以下

異常値を示す疾患

高値を示す疾患

  • 乳がん
  • 乳管内乳頭腫
  • 乳腺症
  • など
  • 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。