知っておきたい 『病院の薬』

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医療用医薬品成分

塩化ベルベリン

解説

『塩化ベルベリン』は、胃腸の薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

大腸菌のトリプトファナーゼによるインドールの産生を抑制する作用があるため、腸の内容物の腐敗・発酵を防いで下痢を抑える効果を示しますが、細菌性の下痢には用いられません。また、ゲンノショウコエキスを加えた配合剤だと腸管平滑筋の収縮や腸管蠕動運動の抑制といった効果が加わるため、より一層効果が増します。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

出血性大腸炎、細菌性下痢

副作用

便秘

本成分を用いた医薬品