知っておきたい 『病院の検査』

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関節液

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検体
関節液

関節腔に存在する関節液を穿刺により採取し、その性状や成分などを調べる検査。
関節液は、関節の潤滑な運動や軟骨への栄養補給の役割を担っているため、炎症などが起きると産生量が増加するほか、粘度や色など性状や成分に変化が生じる。
そのことから「関節リウマチ」や「変形性関節症」「痛風」などの診断指標とする。

基準値

色調 無色~淡黄色
透明度 透明
粘度 高い
赤血球数 数個/μL 以下
白血球数 200/μL 以下
血糖値

異常値を示す疾患

異常所見
  • 関節リウマチ
  • 化膿性関節炎
  • 痛風
  • 変形性膝関節症
  • ウイルス性関節炎
  • 細菌性関節炎
  • 結核性関節炎
  • 外傷性関節水腫
  • 関節内骨折
  • など
  • 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。