知っておきたい 『病気と症状』

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肝炎は、A型・B型・C型・D型・E型肝炎ウイルスなどの感染に よって起こる肝細胞の障害をきたす疾患で、A型は約45%、B型 は約25%、C型は約10%を占めており、残りの約20%は薬物 やアルコールにより引き起こされるもので、D型・E型のウイルス によるものは日本ではほとんどみられません。 症状は、ウイルスの種類によっても異なりますが、全身倦怠・食欲 不振・発熱などが主で、黄疸や意識障害を起こすものもあります。 また、急激な肝細胞の障害が起きるものは「急性肝炎」と呼ばれ、 6ヵ月以上にわたって肝細胞の炎症を伴った肝機能の異常が持続す るものは「慢性肝炎」と定義されています。

『肝炎』

代表的な『症状』
発熱・関節痛・全身倦怠感・易疲労感・食欲不振・腹部膨満感・黄疸・手掌紅斑 など
発症する『原因』
A型・B型・C型・D型・E型肝炎ウイルス・薬物・アルコール など
行われる『検査』
血液生化学検査・血清学的検査・超音波検査 など
行われる『治療』
薬物療法・インターフェロン療法・肝庇護療法・鍼灸治療 など