知っておきたい 『病気と症状』

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不眠症は、何らかの原因により睡眠障害を引き起こす疾患で、どの 年齢にも起こるとされていますが、特に高齢者に多くみられます。 睡眠障害には、寝付きの悪い「入眠障害」、眠りが浅い「浅眠」、 途中で目が覚めてしまう「中途覚醒」、朝早くに目が覚めてしまう 「早朝覚醒」などがあり、目覚めた後も良く眠ったという満足感が なく睡眠に対する不安や苦痛などが生じてくるのです。 原因はシフト勤務などによる概日リズムの乱れ以外に、ストレスや ホルモンバランスの変化、またカフェイン・ニコチン・アルコール などの過剰摂取、および睡眠補助薬の乱用などが挙げられますが、 脳の器質的疾患や精神障害によっても引き起こされてしまいます。

『不眠症』

代表的な『症状』
寝つきが悪い・睡眠中に何度も目が覚める・熟睡できない・睡眠時間が短い・朝早くに目が覚める・疲れが取れない・集中力の低下 など
発症する『原因』
身体疾患・精神疾患・神経質な性格・不安感・ストレス など
行われる『検査』
問診・DSM-5診断・ICD-10診断 など
行われる『治療』
薬物療法・心理療法・日常生活指導・鍼灸治療 など