イアトリズム基礎講座

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凱歌「暁に祈る」7

「後天性免疫」は、同じく白血球の一種であるリンパ球たちが担っ ており、それは獲得免疫とも呼ばれ「特異的」すなわち、特定の相 手に対してのみ攻撃を加える専属部隊として待機しています。 しかし、外からやって来る敵は何万種にもおよびます。 では、どのようにしてリンパ球たちはその膨大な敵を見分け、また 各々に対する専属部隊を作りあげられるのか、その仕組みを探って まいりましょう。 リンパ球には、司令官である「ヘルパーT細胞」を筆頭に、殺し屋 「キラーT細胞」、専用の武器を作る「B細胞」など、何でも食べ るマクロファージとともにそれぞれ違う役割を 担っています。