知っておきたい 『東洋医学用語』

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腰眼 (ようがん)

腰眼は奇穴に含まれる経穴の一つ。患者を直立または伏臥させて、第4・第5腰椎棘突起間の外約3寸5分、陥凹部に取る。筋肉は広背筋、外腹斜筋、内腹斜筋があり、神経は胸背神経、肋間神経、腸骨下腹神経(運動神経)、腰神経後枝(知覚神経)が分布し、血管は腰動脈背枝がめぐる。腰痛、婦人病の治療に効果がある。