知っておきたい 『東洋医学用語』

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気戸 (きこ)

気戸は足の陽明胃経に含まれる経穴の一つ。鎖骨下際にあり、前正中線の外4寸、乳頭線上に取る。筋肉は大胸筋、鎖骨下筋があり、神経は胸筋神経、鎖骨下筋神経(運動神経)、鎖骨上神経、肋間神経前皮枝(知覚神経)が分布し、血管は鎖骨下動脈がめぐる。咳、喘息、胸部苦満などの呼吸器疾患の治療に効果がある。