知っておきたい 『東洋医学用語』

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労宮 (ろうきゅう)

労宮は手の厥陰心包経に含まれる経穴の一つ。手掌部にあり、指を屈し、中指と薬指の指尖が手掌に当たる所の中間に取る。筋肉は浅指屈筋腱、虫様筋があり、神経は正中神経、尺骨神経(運動神経)、正中神経浅枝(知覚神経)が分布し、血管は総掌側指動脈がめぐる。手掌熱、正中神経麻痺、手の知覚・運動障害の治療に効果がある。