知っておきたい 『病院の検査』

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尿色

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検体
尿

尿の色調をみる尿路疾患などの指標とする検査。
尿の色は腎臓から分泌される「ウロクローム」という物質によって着色されるが、その量は約75mg/日と一定で、正常ならば検出されない細胞成分や血液・ビリルビンなどが尿中に混入すると尿色が変化を起こす。
また、水分の摂取量および発汗・利尿作用のある飲料などによっても変化が見られる。

基準値

透明な淡黄色~黄褐色

異常値を示す疾患

茶褐色
  • 胆管炎
  • 胆嚢炎
  • 胆嚢結石
  • 総胆管結石
  • など
暗赤色
  • 血尿
  • ミオグロビン尿
  • ヘモグロビン尿
  • ポルフィリン症
  • など
白濁
  • 急性腎炎
  • 膀胱炎
  • 尿道炎
  • 急性前立腺炎
  • など
無色
  • 心因性多尿
  • 尿崩症
  • 糖尿病
  • など
  • 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。