知っておきたい 『病院の検査』

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NCC-ST-439

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検体
血清

腫瘍マーカー「NCC-ST-439」の値を調べる腫瘍のスクリーニング検査。
NCC-ST-439は、糖鎖性のがん関連抗原で「褐色細胞腫」や「肺小細胞がん」「卵巣がん」「乳がん」など、様々ながんの診断指標となる。

基準値

7 U/mL 以下

異常値を示す疾患

高値を示す疾患

  • 褐色細胞腫
  • 肺小細胞がん
  • 乳がん
  • 卵巣がん
  • 子宮頸がん
  • 膵臓がん
  • 肝細胞がん
  • 胆道がん
  • 大腸がん
  • 肺がん
  • 膵炎
  • 慢性肝炎
  • など
  • 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。