知っておきたい 『病院の検査』

イアトリズム総合案内

ⅠCTP

Ⅰ型コラーゲンC-テロペプチド
doctor iat
検体
血清

腫瘍マーカー「ⅠCTP」の値を調べる腫瘍のスクリーニング検査。
ⅠCTPは、Ⅰ型コラーゲンC-ペプチドで「乳がん」「肺がん」「前立腺がん」など、様々ながんの骨転移の診断指標となる。

基準値

4.5ng/mL 未満

異常値を示す疾患

高値を示す疾患

  • 転移性骨腫瘍
  • 多発性骨髄腫
  • 乳がん
  • 肺がん
  • 前立腺がん
  • 関節リウマチ
  • 強皮症
  • 腎不全
  • 肝硬変
  • など
  • 基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。